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僕が生きていく世界

人と少しだけ違うかもしれない考え方や視点、ぐるぐると考えるのが好きです。 あくまで、僕個人の考え方です。 みんながみんな、違う考えを持っていていい。 いろんなコメントも、お待ちしてますよ。

人生には、長い「おやすみ」が必要だ。

4月1日から7月末までの、4か月に渡る僕の長い「おやすみ」が、もう少しで終わる。

3月末に前の会社を退職してから、次のフルタイムの仕事が始まるまでの、少し長めの「夏休み」。

フルタイムで勤めていた会社を辞めたのは今回で二度目。
長い夏休みも、人生で二回目だ。
前回は5年前、もう少し長くて、9か月だった。

大学を卒業して正社員として上場企業に入社したとき、「一ヶ月以上会社を休むことは、今後40年間、もうないかもしれない」と思った。
それはちょっときついなぁ、とそのとき考えたのを覚えている。

仕事が忙しいことがいやなわけじゃない。
編集プロダクションで働いていた五年間、もう本当に泣きそうなくらい忙しかったけど、
決して後悔しているわけじゃない。
たぶん、おじいちゃんになっても思い出すんだろうな、と思えるような、
すごくすごくいい本に携わることができて、感激もしている。
だけどそういう無理のある働き方は一時的であるべきで、
いつまでもそんな働き方を続けていたら、僕は壊れてしまっていただろう。
僕にはやすみが必要だったんだ。

「おやすみ」の時期、つまりは無職になった時期、
ちょっと色々と計算違いがあって、経済的に想像よりかなり困窮してしまって、
家族に頼ることになってしまったことにはとても心苦しく思っているんだけど、
この4ヶ月間でやれたことは想像以上に多くて、経済的な苦しさとそれにともなう不安を差し引いても、
この「おやすみ」をつくれて本当によかった、と思っている。

【おやすみのあいだにやれたこと】
・ずっとやりたかった「子どもと直接ふれ合う仕事」である、学童でのアルバイトを無理のない範囲ではじめられた。この仕事は、今後も土日限定で続けていくつもり。
・かつてやっていたけれど、仕事が忙しくてできなくなっていた、webライターの仕事に復帰できたこと。これも、仕事をしながら細々と続けていきたい。
・我が家でたくさんのイベントを開けたこと。これからも定期的にイベントをしていくための下地づくりができた。「人をつなぐこと」と「居場所づくり」は、僕が生涯追いかけていきたいテーマで、その為のイベントは、生きがいだ。
・10人以上の人と文通をはじめた。手書で文字を書く喜び。ネット上のコミュニケーションとはまた違う、不便だからこそのぬくもり。負担にならない範囲で、文通を続けていきたい。

「お金がなくて時間がある」というなかで、自分の物欲と向き合えたのもよかった。
「本当にほしいものとは何か」「お金を出してでも手に入れたいもの、経験したいこと」を見極める力。
他にも、アニメを一気に見たり、ひさしぶりにTRPGのセッションをしたり。
すごく充実した「おやすみ」だった。
「おやすみ」ではあったけど、いつになく活動的で、素晴らしい出会いもあった。
この期間は、今後の僕の人生のなかでもきっと、忘れられないたいせつな思い出になるのだろう。

この時期を支えてくれたみんな、ありがとう。