道具を、コンパクトに。
パソコンが壊れて、改めて色々な執筆環境を考えてみた。
フルサイズのキーボードは本当に必要なのだろうか。
確かにその方が文字は打ちやすい、とは思うけれど、
結局のところ、それは単なる「慣れ」の問題なのではないかと思う。
かつて僕は、慣れ親しんでいたデスクトップパソコンじゃないと執筆できないような気がしていた。
けれど、いつの間にかノートパソコンのキーボードにすっかり慣れて、
今ではデスクトップのキーボードの方がはるかに打ちづらいだろうと思う。
そのうちストロークの狭いキーボードに慣れてしまえば、
今よりもずっと気軽に執筆できるようになりそうで、楽しみである。
ついに今日、新しいパソコンを注文した。
パソコン、というかキーボードつきのタブレット。
画面サイズは10インチ。
今まで使っていたノートパソコンは15インチだったし、
どう考えてもモバイル用のサブパソコン、といった感じだけど、
できればこれをメイン機にしていこうと思う。
仰々しい道具はもはや必要なくなっていると思うのだ。
現代は何でもかんでもクラウドにおいておけるし、
そもそもサービスがWeb上で完結するオンデマンド社会だから、
ハードディスクに色々溜め込む必要なんてないのだ。
いつでも持ち運べるような、コンパクトで必要最小限の道具だけで生きられたらいいな。
創作したい、という気持ちがここ最近とてももりあがっている気がする。
できることならば通勤時間を有効に使いたい。
膝の上で執筆は、ちょっと難しいかもしれないけれど、試してみたい。