みんな、年齢について気にしすぎなんじゃない?
ふと、思いついた。
「どうせ死ぬ年齢は人によってまちまちなんだから、今の自分が何歳か、
なんてこと、いちいち気にする必要なんてないんじゃないの?」
誰が何歳まで生きるかなんて、死んでみるまでわからない。
ってことはつまり、「今が人生の何合目」なのかさえわからないわけだ。
わかるのはたかだか「生まれてから何年経ったか」ということだけ。
その年齢が、自分の人生のどのくらいの位置に当たるか、
それは人によってぜんぜん違う。
何ができて何ができないか、というときも、
成長曲線の形は人によって様々だし、
その物事が、その人にとってどれくらいの重要度を占めているか、
優先順位はどれくらいか、とか、
その人は他に何ができるかとか。
そういう条件だって人によってぜんぜん違う。
それなのに世の中は、必要以上に同じ年齢で一列に並べて、
ぜんぜん違う人間たちを比べたがる。
「○歳にもなってこんなことするなんて」とか、
「○歳でそれは早過ぎる」とか、
「○歳ならこれくらいのことはできないと」とか。
年齢によって軽んじたり、
年齢を言い訳にしたり。
そういうの、もうやめちゃえばいいんじゃないかな。
僕もこれからは、あんまり自分の年齢を表明するのやめようかな。
それってそんなに重要な事じゃないよ、きっと。