批評のようなもの:小説
めだかボックス 4 (ジャンプコミックス)の感想よーし、きたきたスイッチ入ったー!これより前までは、まだ学園ものらしい日常感が妙に残っていて、設定の矛盾が浮いていたりしたのだけど、ここまでくると、そんなことはどうでもいい、完全な少年まんがらしい…
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)読了日:5月1日 著者:村上 春樹この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)の感想素晴らしくいい本。僕は何とおごっているのだろうと、反省。しかし、この本の印税はほとんど著者に払われていないとか。な…
2012年の読書メーター読んだ本の数:121冊読んだページ数:30055ページナイス:266ナイス感想・レビュー:108件月間平均冊数:10.1冊月間平均ページ:2505ページ呪いの時代の感想よかった。すごく良かった。一気に読んでしまった。「世の中はバカばかりで、…
ジャンル:SF、あるいはファンタジー おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) ようやく、電撃文庫にこういう作品が戻ってきた。 感慨深くなるほど、王道アクションファンタジー。 戦争によって日本(作中では八州、という)が壊滅した20年後、 荒廃した世界で生き抜く人々…
2011年の読書メーター読んだ本の数:74冊読んだページ数:18883ページナイス:180ナイス感想・レビュー:65件月間平均冊数:6.2冊月間平均ページ:1574ページHUNTER×HUNTER総集編 Treasure 1 (HUNTER×HUNTER総集編)単行本は実家においてきたので、総集編うれ…
2011年の読書メーター読んだ本の数:74冊読んだページ数:18883ページナイス:180ナイス感想・レビュー:65件月間平均冊数:6.2冊月間平均ページ:1574ページ天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)読了日:06月30日 著者:上橋 菜穂子聖闘士星矢THE …
リピート (文春文庫)乾 くるみ文藝春秋 ジャンル:SF小説 おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) これは相当おもしろい! 「現在の記憶を保ったまま十ヶ月前の自分に戻れるとしたらどうするか?」 そんな思考実験をつきつめて書いた小説。 まずはそこに共感して「自分…
42才の主婦が、2時間17分だけ15才に戻れる、 魔法のドロップを手に入れて――。 というお話。 平凡な主婦だった主人公が、15才だった時の夢を思い出して、 自分の息子がいる(!)バンドのボーカルとして飛び込んでいく。 全体的に可愛らしくて微笑ましい、 「ビ…
この作品を読んだのは初めて。 なので原作との違い、野崎訳との違いについては分からない。 ただ感じたのは「ずいぶんと春樹用語が散りばめられているなぁ」 ということくらい。 それがいいか悪いかは分からないが、読みやすいのは確かだ。 さて、訳について…
以前、「嗤う伊右衛門」で絶賛した京極夏彦氏。 メインシリーズの「京極堂シリーズ」をいつか読もうと思いつつ、 圧倒される分量に尻込みをし続けていて、やっとの事で読んだ。 苦労して読んだ割には……正直言って結構不満かも。 少しも推理小説ではない、と…
おすすめ度:☆☆☆☆★(4/5) 賛否含めて、読む価値はあると思う。 大作なのは間違いない。 小説なんてのは基本的に「もし○○だったらどうなるか」みたいなことを考えて進めていく話だといえる。 僕なんかはどうしても、あまり大きな内容にするとぼろが出そうだ…
おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) 僕は中学生くらいの頃から神話に興味があったから 「古事記」は普通に読んだけれど、 一般の人たちにとって読みづらい、というのはよく分かる。 僕も結構一生懸命読んだ記憶がある。 だけど、中身自体は一般の人たちにとっても間違…
この作者の二作目の本。 「死神」と呼ばれる引きこもりの兄と名探偵高校生の弟という双子を主人公にしたシリーズ。 前作は「クローズドサークル」な無人島に行っちゃって、そこで殺人事件が起きて云々、とわざとらしく「ミステリの定石」をなぞった「おかし…
おすすめ度:☆☆☆☆★(4/5) 「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、 本書は全く違った物語に変貌する」という煽り文句で有名な作品。 どんなもんかと読んでみた。 いやぁ、僕にはすごく面白かったなぁ。 「仕掛けがむずかしくて最後まで読んでも意味が…
サン=テグジュペリの「夜間飛行」を読んだ。 「星の王子さま」の作者が書いた作品だけど、その雰囲気は「星の王子さま」とは似ても似つかない。 「星の王子さま」がふんわりとした優しい作品だとしたら、「夜間飛行」には優しさは欠片も出てこない。 あるの…
志賀直哉には暗くて重いイメージがあった。 ところが、読んでみてそれは180度変わった。 こんなことを言うと、志賀直哉の研究者には怒られるのかもしれないけど、 僕にはこの作品たちが、現代風の、ちょっと皮肉の聞いたヒューマンドラマのように感じられ…
ジャンル:児童文学 おすすめ度:☆☆☆★★(3/5) ちょっと冴えない小学校五年生の男の子が主人公。 どことなく大人の視点でも小学生だけど、 その分、小学生の純粋さがきらめいて見える。 母親と二人きりで、妙に落ち着いたモノクロの生活(主人公曰く、 「幽霊…
ジャンル:ヤングアダルト おすすめ度:☆☆☆☆★(4/5) オムニバス。 タイトル通り、ヤングアダルト作品を集めたもの……と思いきや、 著者の名前の中に「北村薫」「村上春樹」なんかがいて驚く。 いわゆる競作企画ものではなく、すでに出版されているものの中か…
ジャンル:児童文学 ☆☆☆☆★(4/5) アルファポリスから児童文学を出されている方の作品。 僕の目標――というか、先輩だと思いたい! そういう作品だけど、レビューは一歩引いて冷静に。 良くできた児童文学だと思う。 出てくるキャラクターはみんな愛すべき存…
ジャンル:妖怪小説・時代物 おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) 初京極夏彦。 正確には、前に短編集をちょっと読んだことがあったんだけど、 その時はいまいち面白いと思えなくて途中までで挫折。 やはりこの人は長編の人なんだろうなぁ。 とにかく巧い小説。もう唖…
まだ『神の守り人』までしか読んでいないが、 現時点での感想を書いておこう。 この作品はすごい。 ジャンルで言えばファンタジー、 それも、完全な異世界を一から創造した ハイ・ファンタジーということになるのだろうが、 今まで日本で作られていたような…
ふと思い立ったので宣言。 これからしばらく、一日一冊本を読むことにしよう。 そしてなるべく、ここでレビューを書く。 ちょっと強制的にでも、たくさんインプットした方がいいような、そんな気がしたので。 目標があった方が日々に張りが出るしね。
今、椰月美智子さんという作家の、 『十二歳』という作品を読んでいます。 この作家さん、つい先日書店ではじめて名前を知った人なんですが、 作品を読み始める前から「あ、この人の作品、僕に合いそうかも」と直感した、 なんとも運命的な作家さん。 書店で…
ジャンル:恋愛小説(?) おすすめ度:☆★★★★(1/5) 言うまでもなく、芥川賞の候補作になって一躍有名になった作品。 最近じゃ映画化するとかしないとか。 読み終わって、「なんでこういう作品、芥川賞候補とかにしちゃうかなー」と思った。 芥川賞の価値をう…
ジャンル:歴史小説 おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) 実は、今度「エリザベート」のミュージカルを初めて見に行くことが決まったので、その予習のために、と読み始めた作品。 藤本ひとみさんは、僕の中で女性が主人公の歴史小説を書かせたら右に出るものはいない、…
村上春樹について書こうと思う。 ちょうど今僕が彼の長編「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいる途中で(現在第2巻の半分まで読み進めている。全3巻の、ちょうど半分だ)、彼の作品を読みながら僕が感じている、日常から乖離したような不思議な感覚を記録し…
種類:時代ファンタジー小説 おすすめ度:☆☆☆☆★(4/5) 最近流行のシリーズの一作目ということで読んでみた。 うん。予想以上に面白かった。 「人ならざるものに囲まれた病弱な若だんな」という設定の割には波乱万丈というほどでもない、比較的日常的なスト…
ジャンル:恋愛小説 おすすめ度:☆☆☆☆★(4/5) side-Aとside-Bを合わせたレビュー。 普段僕は、現代ものの恋愛小説はあまり得意ではないのだけど、この本にはひどく共感し、心を揺さぶられた。 主人公の思考に、人生の不確かさを思わせる。 愛しているとはな…
おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) ジャンル:ミステリ小説(たぶん) 「戯言シリーズ」という人気シリーズの一作目。 知る人ぞ知る売れっ子作家西尾維新のデビュー作にして代表シリーズ。 悔しいくらいに面白い。 西尾維新の作品を読むのは初めてじゃないけど。 こ…
種類:文学 おすすめ度:☆☆☆☆★(4/5) プロの作家がこういう挑戦をしてくれる、ってのは素晴らしいことだな。 ものすごく特徴的な作品。 これはまさしく、「小説だけのもの」。 いくらなんでもこれを漫画化しようとか映画化しようとかいう人は居ないだろう。…