僕が生きていく世界

人と少しだけ違うかもしれない考え方や視点、ぐるぐると考えるのが好きです。 あくまで、僕個人の考え方です。 みんながみんな、違う考えを持っていていい。 いろんなコメントも、お待ちしてますよ。

僕の生き方。

昨日、「ポリーラウンジ」という会に参加してきた。

ポリアモリーやポリガミーというものに興味がある人が集まって思い思いに話す、わりとゆるい集まりだ。

このブログでも何度か、「ポリアモリー」という話をしてきて、僕もそれに近いのではないかな、という自認がある。

そして、同じように感じている人などと話してみたい、と思っているので、僕もこのポリーラウンジに何度か参加している。

そこでの自己紹介は、改めて、「自分はどうなのか」を考える機会になる。

あのときに話しきれなかったこともふくめて、自分の今の状況をここにまとめておこうと思う。

 

現状、僕は「ポリアモリー(複数恋愛)を実践している」といえると思う。

奥さんが一人、恋人が一人、名前は付いていないけれど恋愛的にお互い好き合っている人が二人、恋愛ではないけれどお互いに好きな人が二人いる。

その全員が、僕が一人だけを好きなわけではないことを知っている。

 

どんな経緯を経てそうなったのか思い返してみると――。

最初に、奥さんとつきあいはじめたときは、僕は「ポリアモリー」なんて言葉は知らなかった。

奥さん一人だけとつきあうのが当たり前だ、となんとなく信じていたと思う。

でも、「恋人がいるからほかの異性とは仲良くしてはいけない」という規範には僕も奥さんも疑問を覚えていたことは確かだ。

ちょうど、つきあいはじめた25歳くらいの頃は、二人とも社会に所属しはじめつつも、なんとなく周囲の規範や常識と合わないものを感じていたころで、「まわりの意見や常識なんかに惑わされずに、僕ら自身で考えて結論を出していきたい」ということを二人でよく話していた。

 

一方で「複数の人を好きになる」という性質は、僕には元々あったように思う。

独占欲や嫉妬心がそもそもかなり弱めなのもあって、「恋愛」が排他的なものであるという感覚が、しっくりこない。

多ければいいということではもちろんないが、関わる人が受け入れてくれるのであれば、しあわせな関係がたくさんあることはすてきだと思う。

 

数ヶ月前までは、こうしたことは僕の考えの中の「原則」ではあったけれど、「実践」には至っていなかった。

あたりまえだけど、僕一人がそう思っていたところで、その考えを理解してくれて、僕の好きだというきもちを受け入れてくれる人がいなくては、そうした生き方はなりたたないからだ。

ここから先の話は、なんら特別のものではない。

当事者以外には退屈かもしれない、ありふれた恋愛話。

人付き合いの中で、お互いに好きになるというとても幸福な奇跡があって、僕の考えを理解した上で気持ちを受け入れてくれる人がいて、今の状況がある。

まだはじまったばかりで、いろいろな葛藤や問題が出てくるかもしれない。

十年後も二十年後も三十年後も、同じようにいられるかどうかなんて、わかるはずもない。

 

だけど、今、この現在の僕の生き方をまっすぐに考えてみて、

とても、しあわせだと、僕は思っているんだ。