東京レインボープライド2015
「多様な生き方」を認める取り組みを目指す、LGBTのイベント、「東京レインボープライド2015」に参加してきました。
自分と同じような人が、他にも存在するということを知って、誰にも話せなかったことを話せるようになった人がいる。
ただ自分を責めていた人が、新しい生き方を模索できるようになったこともある。
多様性を伝えることは、新しい生き方の可能性を提示すること。
一人の人間の、居場所をつくること。
僕はLでもGでもBでもTでもないから、TRPのような活動はいつも他人事だった。
パレードなんて、いったい何の意味があるのだろうと冷ややかに見ていたこともあった。
だけど、今日の会場で、もっと大きな、「違いを認める」空気を感じることができた。
「それ、おかしいよ」と言わない空気。
まず、一言目に否定しない。
たったそれだけで、どれほど対話が生まれることか。
話を聞いてくれる、自分を人間として扱ってくれる、それにどれだけ救われるだろうか。
僕は、否定しないよ。
僕は、話を聞くよ。
そういう存在に、なれたらいい。