恋を、しました。
久しぶりに、好きな人が増えた。
そのことを恋人たちに報告したら、「よかったね」、と一緒によろこんでくれた。
これは新しい発見なんだけど、僕はだれかを好きになると、
ほかの好きな人たちへの愛しさも、いっせいに増すらしい。
自分がしあわせな気持ちであることを、聞いてもらえるよろこび。
受け入れてくれて、いっしょによろこんでもらえるしあわせ。
それに何より、僕が新しい恋と出会えたのは、今の僕がこうしてあるのは、
僕の生き方を受け入れてくれた恋人たちの存在があったから。
言ってみれば、恋人たちが、僕に新しい恋をさせてくれたんだ。
好きな人がしあわせだと、僕もしあわせになる。
これは決して利他的なことではなくて、単純に自分の喜び。
だから、好きな人がしあわせそうに、
僕以外の好きな人のことについてのろける姿を、僕は見たいと思う。
ちょっと気恥ずかしい、今日の覚書でした。