仕事は僕のすべてじゃない。
僕は、最近わりと「調子が悪い」「うまくいかない」「つらい」とTwitterでつぶやいているので、心配してくれる人がいるんだけどね。
確かにそのときは「つらい」と感じていて、決して大げさでも嘘でもないけど。
でも、今の僕のつらさは表層の「一番上のレイヤー」だけの話だから、そんなに心配しなくて大丈夫。
どういうことかというと、今の僕のつらさは、ほとんどが仕事に関することなんだよね。
「仕事」って、今の僕にとっては、人生の中のほんの上っ面の部分でしかない。
それなりに真剣に取り組んではいるし、うまくいかなかったら落ち込むけど、いざとなったらその表面をベリッと剥がして捨てちゃっても、僕の価値は失われたりしない。
そんな風に思えるようになったのはわりと最近のことで、この気持ちに至るまでは、本格的に鬱になったり落ち込んだり死にたくなったりしたこともあった。
仕事がうまくできないこと、社会の役に立てないような気がすることで、「自分には価値がないんじゃないか」「生きていていいのか」なんて感じてしまうこともあった。
でも今では、僕のことを好きと言ってくれて、僕に「生きていることの価値」を与えてくれる人がいるから、仕事を辞めようがクビになろうがたいして怖くない。
僕の価値は、仕事ができるかどうかとかお金を稼いでいるかとか、社会とうまくやっていけるかとか、そういうっところにあるわけじゃない、って言えるの、すごく救われる。
ちょっと使い古されて陳腐になってしまった言葉だけど、それが「自己肯定感」ってことかな。
職場とか、経済的価値とか、そういう狭い範囲が世界のすべてじゃないと思うことは、人を自由にしてくれると、僕は思う。