2012年に読んだ本のまとめ(その1)
2012年の読書メーター
読んだ本の数:121冊
読んだページ数:30055ページ
ナイス:266ナイス
感想・レビュー:108件
月間平均冊数:10.1冊
月間平均ページ:2505ページ
呪いの時代の感想
よかった。すごく良かった。一気に読んでしまった。「世の中はバカばかりで、システムは全部ダメだという宣告はあるいはかなりの部分まで真実を衝いているのかも知れない。私が問いたいのは、その指摘が正しいのだとすれば、そのような世の中を少しでも住みやすいものにするために、あなたは何をする気なのかということである。」というあとがきの言葉は、僕の心にそのまま、突き刺さってきた。壊すことから創り出すことへ。呪うことから祝福することへ。1年のはじまりの日にこれを読めたことは、僕にとって、とてもよかった。
読了日:1月1日 著者:内田 樹
誕生日の子どもたち (文春文庫)の感想
ふと村上春樹の訳文が読みたくなって、手にとった作品。カポーティの作品としては、先に「ティファニーで休日を」を読んでいて、かなり気に入っていたのだけど、この短編集の雰囲気はそれとはだいぶ異なっていた。というか、作品ごとに雰囲気が違う。それでも、共通している点があって、それは、「ティファニー」のホリーに代表される様な、「無垢ゆえの残酷」と、それへの信仰のような感情。それは、必ずしも美しい光景ではなく、どことなく狂気すらはらんでいる。個人的に、面白かったのは「誕生日の子どもたち」と「感謝祭の客」。美文だとされる
読了日:1月3日 著者:トルーマン カポーティ
零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)の感想
今更言うことでもないんだろうけど、ひたすらに「キャラクター小説」で、とくに人識くん萌えとかではない僕にはちょっと退屈だったかなぁ。つまらなかったとは言えないけど、刀語のような、「軽さ」が前面に出ていて、ちょっと足りない感じ。
読了日:1月3日 著者:西尾 維新
零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)の感想
うん、まぁ、この作品が最終巻だよね。クビシメロマンチストをもう一回読みたくなった。これ単体で面白かったかといわれるとよくわからないけど、それなりにきちんと終わってすっきりした気はするな。外伝も含めて、これで戯言シリーズすべて読了、かな。最初から読み直したくなってきた。
読了日:1月4日 著者:西尾 維新
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法の感想
インプットは減らさないと、「生産性」は上がらない、ってのに頷く。確かに「できるまでいくらでも働きます」じゃあ、生産性は下がる一方だよなぁ。そして、ちきりんさんのお母さんに感動。「大事な仕事なのに起きられないくらい体が疲れているときに、無理やり起きなくてよかった。そこで寝られたから、命と健康が守られたのよ」という言葉、忘れられない。僕も明日から、「よかった確認」。
読了日:1月4日 著者:ちきりん
世界で一番ゆるい 王様の時間術―これで残業時間はゼロになるの感想
ほとんど、僕がいつのまにか実践していることで、僕のやり方は間違いじゃないかも、とちょっと安心した。それでも、仕事の量が多すぎると崩壊してしまうけど……断る力、つけないとなぁ。
読了日:1月9日 著者:水口 和彦
困ってるひとの感想
この本の、この著者のすごいところは、「変わった体験をしていること」ではないと思う。こんなにすごい生活をしながら、それでも「この日々を文字にしよう」と思えること。それも信じられないくらいに巧みな筆で。「僕はこんなに大変だ。だからなんにも生み出せないよ、しょうがないだろ」と、何かにむかって吠えている僕とは、えらい違いだ。著者を心から、尊敬する。
読了日:1月12日 著者:大野 更紗
懸想する殿下の溜息 (レガロシリーズ)の感想
創作仲間(と言っていいですよね?)森崎さんの作品。いやー、すばらしすぎる。ネットだとなかなか面白い小説でも、本になって見劣りしないのはかなり難しいことだけど、この作品は見劣りどころか、起承転結もきれいで、文章もとても美しい、完成された出来だ。なんか、我がことのようにうれしくなった。よんでよかった!
読了日:1月15日 著者:森崎 緩
聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話 2 (少年チャンピオンコミックス)の感想
まさか天馬がほとんど出てこないとは(笑)。そして、絵が、さらにあれになっているような……。ストーリーもなんだかなぁ、と思いつつ、でも星矢とか出てくるんなら、やっぱり目が離せないなぁと思うあたり、僕は相当の信者なのだろうな。映画もDVDだけど見たしね……。
読了日:1月16日 著者:車田 正美
完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
まったく中身は想像できないまま、なんとなく気になって文庫になるのを待っていた。読みやすくて一気に読んでしまった。それなりにめんどくさい設定なのに、全然読み進めるのが辛くないのは、主人公の漫画家さんの日常の描写がやたらと生き生きとしているからだろうな。全体の仕掛けも、よくあるものではあるけど押し付けがましく無くてよかった。
読了日:1月17日 著者:乾 緑郎
空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE)の感想
多分、再読。なんだけど、前読んだ時のことを全然思い出せない……。前半の、重めの展開に比べると、ラストの方はかなりライトな雰囲気になる。構成としては、まさしく「機械じかけの神」というべきではあるのだけど、神話の雰囲気だし、それもありかな、と思えるすっきりな終わり方。日本神話をモチーフにはしているけれども相違点も多く、紛れもないハイファンタジーとして、充実の完成度。少々硬めの文章も、この話にはよく合っていた。
読了日:1月22日 著者:荻原 規子
聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 9 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
ちょっと、コマ割りがわかりにくいかな……?エルシド、名前もかっこいいし、シュラよりもキャラが立ってる感じでいいなぁ。ゴールドセイントひとりひとりの丁寧な描写に比べると、ちょっと敵方に魅力が足りなく思ってしまうのは、設定の作り込みが足りない気がしてしまうからかな?「神」の定義がどんどん曖昧になっていくのがさみしい。
読了日:1月23日 著者:車田 正美
聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 10 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
うぉー、オネイロス、キモチワルイ!(笑)もうちょっと、全体の形がわかるような絵の描き方をしてくれてたらいいのになー。ペガサスのゴッドクロス?みたいなのがいきなり出てきたのには面食らった。次回はついに、サジタリアスが活躍するのかな?ちょっと楽しみ。
読了日:1月23日 著者:車田 正美
妖魔夜行 闇への第一歩 (角川スニーカー文庫)の感想
おお、思ったより面白かった!山本弘はやっぱり圧倒的にうまい作家だなぁ。現代風の軽い感じのラノベの雰囲気と、当時の妖魔夜行らしさをちゃんと融合させてる。「百鬼」をなかったことにして妖魔夜行に戻ったのはなぜだろう?と気になるけど(笑)。
読了日:1月27日 著者:山本 弘,グループSNE
ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)の感想
すごく先進的な作品ばかりで驚く。ミノタウロスの皿が、面白かった。
読了日:1月28日 著者:藤子・F・不二雄
アクエルタルハ① 森の少年と火の髪を持つ少女 (integral)の感想
マヤ文明ファンタジー!なんと、マニアックで心踊る舞台設定!一巻だからか、多少説明的な部分が多く、マヤ文明の独特の雰囲気が活かしきれていなかったように感じたところもあるけれど、先の展開に期待。いかにもな精霊召喚もいい感じ。
読了日:1月30日 著者:風野 潮,竹岡美穂
ジョウスト! 空をつらぬけ (集英社みらい文庫)の感想
友野さんの児童文学!いかにも子供向けな文体にびっくりしたけれど、しかし相変わらずうまいなぁ。「ジョウスト(馬上槍試合)」というスポーツを新たに生み出して、こどもたちの心に火をつけようという、素敵な試み。
読了日:2月3日 著者:友野 詳
はやぶさ/HAYABUSA (角川つばさ文庫)の感想
全体として、可愛らしい友情物語になっていて楽しかった。たま、子供向けにしすぎて、説明がむしろわかりにくくなっていたところあったような……。
読了日:2月6日 著者:鷹見 一幸
鴨川ホルモーの感想
はじめは全然ノリについていけなくて、「あ、こりゃあわないなー」と思いながらなんとか読んでいたけど、最後の最後で急に面白くなって、読後感はなかなか。凡ちゃんがかわいい。
読了日:2月9日 著者:万城目 学
山がわたしを呼んでいる! (メディアワークス文庫 あ 5-2)の感想
予想外に面白かった!最初の方では、少し設定や道具立てが強引で、キャラクターもちょっとステレオタイプすぎるなぁ、と思っていたんだけど、読み進めるうちに、このシンプルさ、分かりやすさに引かれて、どんどん引き込まれていった。ライトノベルと、一般書の中間のような、ありそうでなかったこの感じは、メディアワークス文庫ならでは、ってところなのかも。
読了日:2月15日 著者:浅葉 なつ
HUNTER×HUNTER総集編 Treasure 2 (HUNTER×HUNTER総集編)の感想
やっぱり念が出てきてから夢中で読んでしまう。こういう要素は、少年マンガに必須なのかもしれないなぁ。ある程度ルールを提示しておくことで、読者が勝手に設定を想像して膨らませて期待する、という好循環。
読了日:2月19日 著者:冨樫 義博
アオハル “sweet” (スイート) 2012年 3/20月号 [雑誌]の感想
マンガのことはさっぱりわからないけど、何か読みたいなーと思ってて、全部読み切りだというので買ってみた。マンガの短編というと、ストーリーが進む量としては相当短くて、小説でいうと原稿用紙10枚以下のショートショートといった感じ。雰囲気だけを感じ取る、という感じではあったけど、なかなか楽しめた。マンガっていろいろあるんだなぁ。
読了日:2月19日 著者:
聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話 3 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)の感想
うぉー! いかに「ワンパターン」がウリの車田先生とはいえ、ここまであからさまなそっくり展開とは!(笑)でも、見慣れた展開に、思わず安心してしまうのも確かだったり(笑)。絵は、だんだんまともになってきている気がしてホッとした。
読了日:2月19日 著者:車田 正美
ブータン、これでいいのだの感想
これは本当、ぼくにとってとても大切な本になる。ブータンのことを話しているはずなのに、まるで僕の足りないところをひとつひとつ、埋めているようで。典型的な日本人といえそうな僕。まさしく、「ブータンと、自分を足して2で割ったらちょうどいいよね!」と思ってしまうまう、みたいな。人生に迷ったとき、たびたび手にとりたいと思う本だ。
読了日:3月9日 著者:御手洗 瑞子
「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)の感想
ちくま文庫の「心でっかちな日本人」と重なる部分が多かったが、高校生向けなだけあって、こちらの方が少しわかりやすかったかな。取り上げている参考事例が、すこし分かりにくかった気もするが、全体の論点はとても面白い。「社会」の状況は、一人一人の性格や心の問題ではなく、構造がつくりだしている、ということ。
読了日:3月16日 著者:山岸 俊男
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)
読了日:3月29日 著者:村上 春樹
マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのかの感想
直接被害を受けたわけではない人々が、震災をどう理解して、気持ちを収めればいいか、という議論だったように思う。不謹慎ともいえるかもしれないし、震災を口実にしているだけ、と言われたらその通りかもしれない。でも、どこかでそういう手続きが、必要なのかもしれないとも思う。ただ、これ自体は机上の空論にすぎないということは自覚する必要があるとも思う。
読了日:3月30日 著者:マイケル・サンデル
みかこさん 1巻 (モーニングKCDX)の感想
このイラストはすごくはっとする表情を描いていてとても好き。何気なさを表現する、っていいなぁ。
読了日:3月31日 著者:今日 マチ子
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)の感想
BOOKs1だけの感想でいえば、面白いと感じたのは、最後の10ページだけ。なんとも、表面的な、出来損ないのライトノベルのような「キャラクター」が妙に鼻につく。とはいえ長編の一部だけで感想を決めるのはあまり良くない気もするので、感想は保留。構成や道具だては、すごく面白くなりそうな予感がする。
読了日:4月6日 著者:村上 春樹
アリスへの決別 (ハヤカワ文庫JA)の感想
表題作は、まぁ、意見表明なんだろうけど作品としては全然面白くなかった。山本弘さん大好きだけど、こういう、「小説じゃない小説」が玉に瑕なんだよなぁ。後半は、山本節炸裂で、ものすごく面白かった。「冷融」とか、「亜夢界」とかの設定が秀逸。
読了日:4月14日 著者:山本弘
銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)の感想
ほのぼのとしていて楽しく、読みやすかった。動物のお医者さんを思い出したなー。
読了日:4月16日 著者:荒川 弘
銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)の感想
校長先生いい感じ(笑)。ピザのくだりは、すごくいい感じにエンターテイメントで、さわやかだった。
読了日:4月16日 著者:荒川 弘
考えない練習 (小学館文庫)の感想
すごく面白かった。考えることが僕の仕事だけど、雑念が仕事のじゃまをしていたり、感情的な思考が自分を毒していることは日々感じていたので、とても腑に落ちる内容。「考えないように頑張る」ということではないけれど、思考を括弧でくくって、五感に意識を集中させる、という練習をときどき、していきたいな。
読了日:4月19日 著者:小池 龍之介
化物語(上) (講談社BOX)
読了日:4月23日 著者:西尾 維新
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)の感想
今回は、展開としては静かだったな。そのぶん、いろんな思いに真面目に向き合っていた印象。でも、ちょっと、みんな、八軒くんに甘すぎるんじゃないかしらん。
読了日:4月24日 著者:荒川 弘
化物語(下) (講談社BOX)の感想
やっと読んだ下巻。やっぱり面白かったなー。最後、完結した感じは全然ないのだけど、そこはやっぱりシリーズ化の予定があったからだろうな。
読了日:4月25日 著者:西尾 維新
ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックールの感想
面白かったー!!主人公なはずのフィンが、全然かっこ良くなくて、むしろ悪役っぽいのが面白い。ディアミッドが主人公みたいだなぁ。たぶんこれは、サトクリフの功績だと思うけど、構成に破綻もなく、それぞれの性格付けも際立っている。オスカが好きです。
読了日:4月27日 著者:ローズマリー サトクリフ
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)
読了日:4月28日 著者:村上 春樹
めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)の感想
西尾維新原作、ということで読んでみた。うーん、維新らしいといえばらしいけど、ちょっと子供向けにすぎるような……。一巻目は探り探りなのかな、とも思うけど。
読了日:4月30日 著者:暁月 あきら
読んだ本の数:121冊
読んだページ数:30055ページ
ナイス:266ナイス
感想・レビュー:108件
月間平均冊数:10.1冊
月間平均ページ:2505ページ
呪いの時代の感想よかった。すごく良かった。一気に読んでしまった。「世の中はバカばかりで、システムは全部ダメだという宣告はあるいはかなりの部分まで真実を衝いているのかも知れない。私が問いたいのは、その指摘が正しいのだとすれば、そのような世の中を少しでも住みやすいものにするために、あなたは何をする気なのかということである。」というあとがきの言葉は、僕の心にそのまま、突き刺さってきた。壊すことから創り出すことへ。呪うことから祝福することへ。1年のはじまりの日にこれを読めたことは、僕にとって、とてもよかった。
読了日:1月1日 著者:内田 樹
誕生日の子どもたち (文春文庫)の感想ふと村上春樹の訳文が読みたくなって、手にとった作品。カポーティの作品としては、先に「ティファニーで休日を」を読んでいて、かなり気に入っていたのだけど、この短編集の雰囲気はそれとはだいぶ異なっていた。というか、作品ごとに雰囲気が違う。それでも、共通している点があって、それは、「ティファニー」のホリーに代表される様な、「無垢ゆえの残酷」と、それへの信仰のような感情。それは、必ずしも美しい光景ではなく、どことなく狂気すらはらんでいる。個人的に、面白かったのは「誕生日の子どもたち」と「感謝祭の客」。美文だとされる
読了日:1月3日 著者:トルーマン カポーティ
零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)の感想今更言うことでもないんだろうけど、ひたすらに「キャラクター小説」で、とくに人識くん萌えとかではない僕にはちょっと退屈だったかなぁ。つまらなかったとは言えないけど、刀語のような、「軽さ」が前面に出ていて、ちょっと足りない感じ。
読了日:1月3日 著者:西尾 維新
零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)の感想うん、まぁ、この作品が最終巻だよね。クビシメロマンチストをもう一回読みたくなった。これ単体で面白かったかといわれるとよくわからないけど、それなりにきちんと終わってすっきりした気はするな。外伝も含めて、これで戯言シリーズすべて読了、かな。最初から読み直したくなってきた。
読了日:1月4日 著者:西尾 維新
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法の感想インプットは減らさないと、「生産性」は上がらない、ってのに頷く。確かに「できるまでいくらでも働きます」じゃあ、生産性は下がる一方だよなぁ。そして、ちきりんさんのお母さんに感動。「大事な仕事なのに起きられないくらい体が疲れているときに、無理やり起きなくてよかった。そこで寝られたから、命と健康が守られたのよ」という言葉、忘れられない。僕も明日から、「よかった確認」。
読了日:1月4日 著者:ちきりん
世界で一番ゆるい 王様の時間術―これで残業時間はゼロになるの感想ほとんど、僕がいつのまにか実践していることで、僕のやり方は間違いじゃないかも、とちょっと安心した。それでも、仕事の量が多すぎると崩壊してしまうけど……断る力、つけないとなぁ。
読了日:1月9日 著者:水口 和彦
困ってるひとの感想この本の、この著者のすごいところは、「変わった体験をしていること」ではないと思う。こんなにすごい生活をしながら、それでも「この日々を文字にしよう」と思えること。それも信じられないくらいに巧みな筆で。「僕はこんなに大変だ。だからなんにも生み出せないよ、しょうがないだろ」と、何かにむかって吠えている僕とは、えらい違いだ。著者を心から、尊敬する。
読了日:1月12日 著者:大野 更紗
懸想する殿下の溜息 (レガロシリーズ)の感想創作仲間(と言っていいですよね?)森崎さんの作品。いやー、すばらしすぎる。ネットだとなかなか面白い小説でも、本になって見劣りしないのはかなり難しいことだけど、この作品は見劣りどころか、起承転結もきれいで、文章もとても美しい、完成された出来だ。なんか、我がことのようにうれしくなった。よんでよかった!
読了日:1月15日 著者:森崎 緩
聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話 2 (少年チャンピオンコミックス)の感想まさか天馬がほとんど出てこないとは(笑)。そして、絵が、さらにあれになっているような……。ストーリーもなんだかなぁ、と思いつつ、でも星矢とか出てくるんなら、やっぱり目が離せないなぁと思うあたり、僕は相当の信者なのだろうな。映画もDVDだけど見たしね……。
読了日:1月16日 著者:車田 正美
完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想まったく中身は想像できないまま、なんとなく気になって文庫になるのを待っていた。読みやすくて一気に読んでしまった。それなりにめんどくさい設定なのに、全然読み進めるのが辛くないのは、主人公の漫画家さんの日常の描写がやたらと生き生きとしているからだろうな。全体の仕掛けも、よくあるものではあるけど押し付けがましく無くてよかった。
読了日:1月17日 著者:乾 緑郎
空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE)の感想多分、再読。なんだけど、前読んだ時のことを全然思い出せない……。前半の、重めの展開に比べると、ラストの方はかなりライトな雰囲気になる。構成としては、まさしく「機械じかけの神」というべきではあるのだけど、神話の雰囲気だし、それもありかな、と思えるすっきりな終わり方。日本神話をモチーフにはしているけれども相違点も多く、紛れもないハイファンタジーとして、充実の完成度。少々硬めの文章も、この話にはよく合っていた。
読了日:1月22日 著者:荻原 規子
聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 9 (少年チャンピオン・コミックス)の感想ちょっと、コマ割りがわかりにくいかな……?エルシド、名前もかっこいいし、シュラよりもキャラが立ってる感じでいいなぁ。ゴールドセイントひとりひとりの丁寧な描写に比べると、ちょっと敵方に魅力が足りなく思ってしまうのは、設定の作り込みが足りない気がしてしまうからかな?「神」の定義がどんどん曖昧になっていくのがさみしい。
読了日:1月23日 著者:車田 正美
聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 10 (少年チャンピオン・コミックス)の感想うぉー、オネイロス、キモチワルイ!(笑)もうちょっと、全体の形がわかるような絵の描き方をしてくれてたらいいのになー。ペガサスのゴッドクロス?みたいなのがいきなり出てきたのには面食らった。次回はついに、サジタリアスが活躍するのかな?ちょっと楽しみ。
読了日:1月23日 著者:車田 正美
妖魔夜行 闇への第一歩 (角川スニーカー文庫)の感想おお、思ったより面白かった!山本弘はやっぱり圧倒的にうまい作家だなぁ。現代風の軽い感じのラノベの雰囲気と、当時の妖魔夜行らしさをちゃんと融合させてる。「百鬼」をなかったことにして妖魔夜行に戻ったのはなぜだろう?と気になるけど(笑)。
読了日:1月27日 著者:山本 弘,グループSNE
ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)の感想すごく先進的な作品ばかりで驚く。ミノタウロスの皿が、面白かった。
読了日:1月28日 著者:藤子・F・不二雄
アクエルタルハ① 森の少年と火の髪を持つ少女 (integral)の感想マヤ文明ファンタジー!なんと、マニアックで心踊る舞台設定!一巻だからか、多少説明的な部分が多く、マヤ文明の独特の雰囲気が活かしきれていなかったように感じたところもあるけれど、先の展開に期待。いかにもな精霊召喚もいい感じ。
読了日:1月30日 著者:風野 潮,竹岡美穂
ジョウスト! 空をつらぬけ (集英社みらい文庫)の感想友野さんの児童文学!いかにも子供向けな文体にびっくりしたけれど、しかし相変わらずうまいなぁ。「ジョウスト(馬上槍試合)」というスポーツを新たに生み出して、こどもたちの心に火をつけようという、素敵な試み。
読了日:2月3日 著者:友野 詳
はやぶさ/HAYABUSA (角川つばさ文庫)の感想全体として、可愛らしい友情物語になっていて楽しかった。たま、子供向けにしすぎて、説明がむしろわかりにくくなっていたところあったような……。
読了日:2月6日 著者:鷹見 一幸
鴨川ホルモーの感想はじめは全然ノリについていけなくて、「あ、こりゃあわないなー」と思いながらなんとか読んでいたけど、最後の最後で急に面白くなって、読後感はなかなか。凡ちゃんがかわいい。
読了日:2月9日 著者:万城目 学
山がわたしを呼んでいる! (メディアワークス文庫 あ 5-2)の感想予想外に面白かった!最初の方では、少し設定や道具立てが強引で、キャラクターもちょっとステレオタイプすぎるなぁ、と思っていたんだけど、読み進めるうちに、このシンプルさ、分かりやすさに引かれて、どんどん引き込まれていった。ライトノベルと、一般書の中間のような、ありそうでなかったこの感じは、メディアワークス文庫ならでは、ってところなのかも。
読了日:2月15日 著者:浅葉 なつ
HUNTER×HUNTER総集編 Treasure 2 (HUNTER×HUNTER総集編)の感想やっぱり念が出てきてから夢中で読んでしまう。こういう要素は、少年マンガに必須なのかもしれないなぁ。ある程度ルールを提示しておくことで、読者が勝手に設定を想像して膨らませて期待する、という好循環。
読了日:2月19日 著者:冨樫 義博
アオハル “sweet” (スイート) 2012年 3/20月号 [雑誌]の感想マンガのことはさっぱりわからないけど、何か読みたいなーと思ってて、全部読み切りだというので買ってみた。マンガの短編というと、ストーリーが進む量としては相当短くて、小説でいうと原稿用紙10枚以下のショートショートといった感じ。雰囲気だけを感じ取る、という感じではあったけど、なかなか楽しめた。マンガっていろいろあるんだなぁ。
読了日:2月19日 著者:
聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話 3 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)の感想うぉー! いかに「ワンパターン」がウリの車田先生とはいえ、ここまであからさまなそっくり展開とは!(笑)でも、見慣れた展開に、思わず安心してしまうのも確かだったり(笑)。絵は、だんだんまともになってきている気がしてホッとした。
読了日:2月19日 著者:車田 正美
ブータン、これでいいのだの感想これは本当、ぼくにとってとても大切な本になる。ブータンのことを話しているはずなのに、まるで僕の足りないところをひとつひとつ、埋めているようで。典型的な日本人といえそうな僕。まさしく、「ブータンと、自分を足して2で割ったらちょうどいいよね!」と思ってしまうまう、みたいな。人生に迷ったとき、たびたび手にとりたいと思う本だ。
読了日:3月9日 著者:御手洗 瑞子
「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)の感想ちくま文庫の「心でっかちな日本人」と重なる部分が多かったが、高校生向けなだけあって、こちらの方が少しわかりやすかったかな。取り上げている参考事例が、すこし分かりにくかった気もするが、全体の論点はとても面白い。「社会」の状況は、一人一人の性格や心の問題ではなく、構造がつくりだしている、ということ。
読了日:3月16日 著者:山岸 俊男
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)読了日:3月29日 著者:村上 春樹
マイケル・サンデル 大震災特別講義 私たちはどう生きるのかの感想直接被害を受けたわけではない人々が、震災をどう理解して、気持ちを収めればいいか、という議論だったように思う。不謹慎ともいえるかもしれないし、震災を口実にしているだけ、と言われたらその通りかもしれない。でも、どこかでそういう手続きが、必要なのかもしれないとも思う。ただ、これ自体は机上の空論にすぎないということは自覚する必要があるとも思う。
読了日:3月30日 著者:マイケル・サンデル
みかこさん 1巻 (モーニングKCDX)の感想このイラストはすごくはっとする表情を描いていてとても好き。何気なさを表現する、っていいなぁ。
読了日:3月31日 著者:今日 マチ子
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)の感想BOOKs1だけの感想でいえば、面白いと感じたのは、最後の10ページだけ。なんとも、表面的な、出来損ないのライトノベルのような「キャラクター」が妙に鼻につく。とはいえ長編の一部だけで感想を決めるのはあまり良くない気もするので、感想は保留。構成や道具だては、すごく面白くなりそうな予感がする。
読了日:4月6日 著者:村上 春樹
アリスへの決別 (ハヤカワ文庫JA)の感想表題作は、まぁ、意見表明なんだろうけど作品としては全然面白くなかった。山本弘さん大好きだけど、こういう、「小説じゃない小説」が玉に瑕なんだよなぁ。後半は、山本節炸裂で、ものすごく面白かった。「冷融」とか、「亜夢界」とかの設定が秀逸。
読了日:4月14日 著者:山本弘
銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)の感想ほのぼのとしていて楽しく、読みやすかった。動物のお医者さんを思い出したなー。
読了日:4月16日 著者:荒川 弘
銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)の感想校長先生いい感じ(笑)。ピザのくだりは、すごくいい感じにエンターテイメントで、さわやかだった。
読了日:4月16日 著者:荒川 弘
考えない練習 (小学館文庫)の感想すごく面白かった。考えることが僕の仕事だけど、雑念が仕事のじゃまをしていたり、感情的な思考が自分を毒していることは日々感じていたので、とても腑に落ちる内容。「考えないように頑張る」ということではないけれど、思考を括弧でくくって、五感に意識を集中させる、という練習をときどき、していきたいな。
読了日:4月19日 著者:小池 龍之介
化物語(上) (講談社BOX)読了日:4月23日 著者:西尾 維新
銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)の感想今回は、展開としては静かだったな。そのぶん、いろんな思いに真面目に向き合っていた印象。でも、ちょっと、みんな、八軒くんに甘すぎるんじゃないかしらん。
読了日:4月24日 著者:荒川 弘
化物語(下) (講談社BOX)の感想やっと読んだ下巻。やっぱり面白かったなー。最後、完結した感じは全然ないのだけど、そこはやっぱりシリーズ化の予定があったからだろうな。
読了日:4月25日 著者:西尾 維新
ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックールの感想面白かったー!!主人公なはずのフィンが、全然かっこ良くなくて、むしろ悪役っぽいのが面白い。ディアミッドが主人公みたいだなぁ。たぶんこれは、サトクリフの功績だと思うけど、構成に破綻もなく、それぞれの性格付けも際立っている。オスカが好きです。
読了日:4月27日 著者:ローズマリー サトクリフ
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)読了日:4月28日 著者:村上 春樹
めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)の感想西尾維新原作、ということで読んでみた。うーん、維新らしいといえばらしいけど、ちょっと子供向けにすぎるような……。一巻目は探り探りなのかな、とも思うけど。
読了日:4月30日 著者:暁月 あきら