覆面Aブロック感想・推理
細かい推理はとても無理なので、知っている方だけ探すような読み方に挑戦。
ここでは、いつもお世話になっているぷよ夫さん、K.Sさん、それに前回の覆面で虜になった歩く猫さんをさがします。あと、出来れば並木空さんも。
どの方もすごく特徴ある文章書かれる方だから、見つけられそう!
「→」から先が、一応推理です。いくつかだけ。
A01 締切直前における特定の覆面作家企画4参加希望者の漸近線的記録あるいはマグネシウム燃焼時的アイデア
タイトルからして、よしよし、もうわかったから、と言いたくなりますね(笑)。
テンポのいい会話は相当巧みだし、なにより、色々な「小説案」を端から聞いてるって楽しいもんですねぇ。
読んでいて純粋に面白い作品でした。
ちなみに、これを書いたのって「理系の」「大学生の」「女の子」ではない気がするなぁ。
こんなのを書く人はむしろ、自分がそうなりきったように書くのが楽しくて仕方ないんじゃないだろうか。
と思うとむしろ、「文系の」「社会人の」「男の人」だったりして。
A02 □□■□□ □□□■□
タイトルの意味がわかった! あの信号ですね。
っていうか、この作品めちゃくちゃ好き。
童話のような書き方をしながら、世界設定はものすごく緻密なSFってあたりが、作者の技量を感じさせます。
ハードなSFって、なんというか傾向的にキャラクターの感情が極端だったり、大雑把だったりして感情移入しにくいものが多いんだけど、こんなふうにキャラクターの心に寄り添いやすい展開と描写の詰まったSFだったらいくらでも読んでみたい、と思う。
世界設定、説明の仕方、キャラクターの性格付け、その他色々と細々とした小道具。全部好きです!
→これ、たぶん歩く猫さん、じゃないかなぁ? 全体の雰囲気と、文章力と、きちんとしたSFの世界観。書けるのはこの人しかいない、と思う。
A03 アガトの巡礼
淡々とした文章。
感情の起伏が少なく、しゃべることが出来ない語り手を持ってくることで、あえて周囲のめまぐるしい激動を冷静に描くという手法。
全体の展開にも破綻がなく、主張したいテーマがはっきりと浮かび上がっている。その主張もすっと共感できるもので、とても読みやすかった。
書いている人は、普段から「論理的な文章」を書き慣れている人だろうな。おそらくは大人の人。
A04 クロランドの流れ矢
いやー、これまた、うまいです。
途中から覆面作品を読んでいる、ってことをすっかり忘れてしまうくらいのめり込みました。
世界の書き込みと、生き生きしたキャラクターと。
登場人物が、ファンタジー世界に場所だけ借りた現代人の引き写しではなく、きちんとあの世界で生活しているにおいがあるのがすごくいいですね。
身分についてとか、結婚観とか、僕らにとってはすごく新鮮に見えるけれど、それが全然わざとらしくなくてリアリティがある。
ライトノベル書きではなくて、きちんとした歴史小説なんかも書けるような、相当熟練した人だと思います。見習いたい。
→上記の点が、並木空さんに当てはまるような……。
A05 狼は邪心を知る
これはまた別のうまさ。
漢語バリバリの耽美な文章は下手をやるとものすごくかっこわるくなってしまうものだけど、この作品はちゃんと使いこなしている。
しかし、首だけの美女と蛇ってのは、すごいビジュアルだなぁ。
これは本当に天孫降臨神話の一部なら、原典が見てみたいなぁと思った。
で、後半、唐突なオチ。
んん?前半だけでも良かったような。あ、でもそれだと確かにお題を消化していないのか。
後半のノリと最後のオチは文字通り蛇足な気が、しなくもない。
もしかすると普段書かない耽美な文章への照れ隠し、ってとこなのかな?
A06 たとえ何があっても
うぉー、これもすげー。
って僕、すげーすげー言い過ぎ。
しかしこの、「魔法学園の机上演習」とかいう設定は秀逸だなぁ。
これまた設定にどこにも破綻がないし、登場人物は信じられないくらい魅力的だし、BL、と言うほどでもない抑制の効いた友情は、若い女の子に大人気だろうなぁ、と。
まるで、プロ作家のシリーズものの外伝の書き下ろし短編のような完成度。
どうしたらこんな文章が書けるのか、教えていただきたい。
→とりあえず、書いているのは女の人、だと思う。雰囲気が。
A07 ドM道
お、おい! 出オチっすか!!
これは笑ってしまいます。なんじゃこりゃーきもちわるいー!(笑)
でも出オチなだけじゃなくて、なんだかんだ言ってちゃんと設定があるんだよなぁ。
なんなんだこのグループは。設定魔ばかりか?
キャラクターの性格もわかりやすくて、シンプル・イズ・ベスト。
出オチのインパクトを弱めない程度にさくさく読み進められる設定とキャラクターで、面白く読ませてもらいました。
A08 大都会の秘密基地
これは推理するまでもなく……素顔ですな(笑)。
「ですます調」と「だ・である調」が混じっているのもいつも通り。
なるほど、そんなところもあるんだー、と主人公たちと一緒に楽しませてもらいました。
なんか区役所のパンフレット風。
→もちろん、K.Sさん
A09 空の果て、あの道に
これは何ともすごい話ですね。
急展開すぎてなかなかついて行けないけど、描写の美しさにこだわる人なんだろうな、って思う。
設定がちょっとわかりづらくて、それを地の文で事細かに説明しちゃっているのがちょっと残念。
→たぶん、女の人が書いた文章だと思う。
A10 月のゆりかご
これもなかなか。良くできた短編だなぁ。
最初の方できちんと感情を描写して、読者を主人公に共感させているから、後半のネタばらしでも、不気味さを感じるよりも切なさを感じてしまうような。
「SF」という道具立てを使って、人の感情を書き慣れている人と見た!
……でもやっぱりちょっと不気味に感じてしまうよね。
そこもまたSFらしい。
A11 かえりみち
うぉ。すごい好み。いい作品だ。本当に。
「幽霊じゃない」なるほど、成仏してるからね。お盆の里帰りは、未練があってするわけじゃないんだ。
ラストへのつなげ方が、本当にうまかった。素晴らしい。
「煙草」の道具立てもすごくいいな。強がっている男の子の気持ち。
→ぷよ夫さん。たぶん。文章の書き方と、女の子と男の子の雰囲気が、ナイトメアっぽい。大人の文章。
A12 もんどう
ええと……。挑戦しすぎ!
孫子の兵法なんですね。兵法は学ではなく人を生かす道である。=兵道とか。
「不可能を可能にする必要はなし」ってなんか心に響くなぁ。
ここでは、いつもお世話になっているぷよ夫さん、K.Sさん、それに前回の覆面で虜になった歩く猫さんをさがします。あと、出来れば並木空さんも。
どの方もすごく特徴ある文章書かれる方だから、見つけられそう!
「→」から先が、一応推理です。いくつかだけ。
A01 締切直前における特定の覆面作家企画4参加希望者の漸近線的記録あるいはマグネシウム燃焼時的アイデア
タイトルからして、よしよし、もうわかったから、と言いたくなりますね(笑)。
テンポのいい会話は相当巧みだし、なにより、色々な「小説案」を端から聞いてるって楽しいもんですねぇ。
読んでいて純粋に面白い作品でした。
ちなみに、これを書いたのって「理系の」「大学生の」「女の子」ではない気がするなぁ。
こんなのを書く人はむしろ、自分がそうなりきったように書くのが楽しくて仕方ないんじゃないだろうか。
と思うとむしろ、「文系の」「社会人の」「男の人」だったりして。
A02 □□■□□ □□□■□
タイトルの意味がわかった! あの信号ですね。
っていうか、この作品めちゃくちゃ好き。
童話のような書き方をしながら、世界設定はものすごく緻密なSFってあたりが、作者の技量を感じさせます。
ハードなSFって、なんというか傾向的にキャラクターの感情が極端だったり、大雑把だったりして感情移入しにくいものが多いんだけど、こんなふうにキャラクターの心に寄り添いやすい展開と描写の詰まったSFだったらいくらでも読んでみたい、と思う。
世界設定、説明の仕方、キャラクターの性格付け、その他色々と細々とした小道具。全部好きです!
→これ、たぶん歩く猫さん、じゃないかなぁ? 全体の雰囲気と、文章力と、きちんとしたSFの世界観。書けるのはこの人しかいない、と思う。
A03 アガトの巡礼
淡々とした文章。
感情の起伏が少なく、しゃべることが出来ない語り手を持ってくることで、あえて周囲のめまぐるしい激動を冷静に描くという手法。
全体の展開にも破綻がなく、主張したいテーマがはっきりと浮かび上がっている。その主張もすっと共感できるもので、とても読みやすかった。
書いている人は、普段から「論理的な文章」を書き慣れている人だろうな。おそらくは大人の人。
A04 クロランドの流れ矢
いやー、これまた、うまいです。
途中から覆面作品を読んでいる、ってことをすっかり忘れてしまうくらいのめり込みました。
世界の書き込みと、生き生きしたキャラクターと。
登場人物が、ファンタジー世界に場所だけ借りた現代人の引き写しではなく、きちんとあの世界で生活しているにおいがあるのがすごくいいですね。
身分についてとか、結婚観とか、僕らにとってはすごく新鮮に見えるけれど、それが全然わざとらしくなくてリアリティがある。
ライトノベル書きではなくて、きちんとした歴史小説なんかも書けるような、相当熟練した人だと思います。見習いたい。
→上記の点が、並木空さんに当てはまるような……。
A05 狼は邪心を知る
これはまた別のうまさ。
漢語バリバリの耽美な文章は下手をやるとものすごくかっこわるくなってしまうものだけど、この作品はちゃんと使いこなしている。
しかし、首だけの美女と蛇ってのは、すごいビジュアルだなぁ。
これは本当に天孫降臨神話の一部なら、原典が見てみたいなぁと思った。
で、後半、唐突なオチ。
んん?前半だけでも良かったような。あ、でもそれだと確かにお題を消化していないのか。
後半のノリと最後のオチは文字通り蛇足な気が、しなくもない。
もしかすると普段書かない耽美な文章への照れ隠し、ってとこなのかな?
A06 たとえ何があっても
うぉー、これもすげー。
って僕、すげーすげー言い過ぎ。
しかしこの、「魔法学園の机上演習」とかいう設定は秀逸だなぁ。
これまた設定にどこにも破綻がないし、登場人物は信じられないくらい魅力的だし、BL、と言うほどでもない抑制の効いた友情は、若い女の子に大人気だろうなぁ、と。
まるで、プロ作家のシリーズものの外伝の書き下ろし短編のような完成度。
どうしたらこんな文章が書けるのか、教えていただきたい。
→とりあえず、書いているのは女の人、だと思う。雰囲気が。
A07 ドM道
お、おい! 出オチっすか!!
これは笑ってしまいます。なんじゃこりゃーきもちわるいー!(笑)
でも出オチなだけじゃなくて、なんだかんだ言ってちゃんと設定があるんだよなぁ。
なんなんだこのグループは。設定魔ばかりか?
キャラクターの性格もわかりやすくて、シンプル・イズ・ベスト。
出オチのインパクトを弱めない程度にさくさく読み進められる設定とキャラクターで、面白く読ませてもらいました。
A08 大都会の秘密基地
これは推理するまでもなく……素顔ですな(笑)。
「ですます調」と「だ・である調」が混じっているのもいつも通り。
なるほど、そんなところもあるんだー、と主人公たちと一緒に楽しませてもらいました。
なんか区役所のパンフレット風。
→もちろん、K.Sさん
A09 空の果て、あの道に
これは何ともすごい話ですね。
急展開すぎてなかなかついて行けないけど、描写の美しさにこだわる人なんだろうな、って思う。
設定がちょっとわかりづらくて、それを地の文で事細かに説明しちゃっているのがちょっと残念。
→たぶん、女の人が書いた文章だと思う。
A10 月のゆりかご
これもなかなか。良くできた短編だなぁ。
最初の方できちんと感情を描写して、読者を主人公に共感させているから、後半のネタばらしでも、不気味さを感じるよりも切なさを感じてしまうような。
「SF」という道具立てを使って、人の感情を書き慣れている人と見た!
……でもやっぱりちょっと不気味に感じてしまうよね。
そこもまたSFらしい。
A11 かえりみち
うぉ。すごい好み。いい作品だ。本当に。
「幽霊じゃない」なるほど、成仏してるからね。お盆の里帰りは、未練があってするわけじゃないんだ。
ラストへのつなげ方が、本当にうまかった。素晴らしい。
「煙草」の道具立てもすごくいいな。強がっている男の子の気持ち。
→ぷよ夫さん。たぶん。文章の書き方と、女の子と男の子の雰囲気が、ナイトメアっぽい。大人の文章。
A12 もんどう
ええと……。挑戦しすぎ!
孫子の兵法なんですね。兵法は学ではなく人を生かす道である。=兵道とか。
「不可能を可能にする必要はなし」ってなんか心に響くなぁ。