森絵都『つきのふね』
ジャンル:児童文学
おすすめ度:☆☆☆★★(3/5)
直木賞(だっけ?)をとった、今話題の作家、森絵都さんの作品。
それにしても、児童文学を書いている間は賞をもらえないのに、
一般向けに本を出した途端に直木賞ってのは、なぁ。
日本における児童文学の評価ってまだまだ低いなぁと思う。
本屋にある、あさのあつこ『バッテリー』のポップに
「こんな面白い児童文学があったなんて」
「児童文学にしておくのはもったいない」
「これが本当に児童文学なのか」
とかいう文字が並んでいるのを見ると、児童文学好きとしてはなんだかとても腹が立ってくる。
おっと、話がそれた。
この作品は、「児童文学」として書かれたもののようだ。
元々世間で騒がれる前から、森絵都さんには興味があって、
ずっと読みたいな、と思っていたのだが、なかなか機会がなかったのだが、
たまたま仕事で1時間くらい時間をつぶさなきゃいけなくなったので図書館で借りて一気に読んだ。
うん。やっぱり児童文学はいいな。
ストレートな構成に、魅力的なキャラクター設定。
でも子供だましじゃない、幻想的な雰囲気。
さすが、熟練した作家を感じさせる作品だ。
ただ、これは好みの問題だろうが、ちょっと技巧的に過ぎる感じがしなくもない。
僕はもっと感情的な筆運びの方が好みだから、多少期待はずれだった感は否めない。
というか、期待しすぎていただけだけど。
「心の病」を扱ったこの作品、きれいでドラマチックで感動的だけど、
その分リアルさと気迫が足りなかったかなぁ。
でも、この作家がすごい技量の持ち主で、素敵な想像力にあふれていることは間違いないと思う。
おすすめ度:☆☆☆★★(3/5)
直木賞(だっけ?)をとった、今話題の作家、森絵都さんの作品。
それにしても、児童文学を書いている間は賞をもらえないのに、
一般向けに本を出した途端に直木賞ってのは、なぁ。
日本における児童文学の評価ってまだまだ低いなぁと思う。
本屋にある、あさのあつこ『バッテリー』のポップに
「こんな面白い児童文学があったなんて」
「児童文学にしておくのはもったいない」
「これが本当に児童文学なのか」
とかいう文字が並んでいるのを見ると、児童文学好きとしてはなんだかとても腹が立ってくる。
おっと、話がそれた。
この作品は、「児童文学」として書かれたもののようだ。
元々世間で騒がれる前から、森絵都さんには興味があって、
ずっと読みたいな、と思っていたのだが、なかなか機会がなかったのだが、
たまたま仕事で1時間くらい時間をつぶさなきゃいけなくなったので図書館で借りて一気に読んだ。
うん。やっぱり児童文学はいいな。
ストレートな構成に、魅力的なキャラクター設定。
でも子供だましじゃない、幻想的な雰囲気。
さすが、熟練した作家を感じさせる作品だ。
ただ、これは好みの問題だろうが、ちょっと技巧的に過ぎる感じがしなくもない。
僕はもっと感情的な筆運びの方が好みだから、多少期待はずれだった感は否めない。
というか、期待しすぎていただけだけど。
「心の病」を扱ったこの作品、きれいでドラマチックで感動的だけど、
その分リアルさと気迫が足りなかったかなぁ。
でも、この作家がすごい技量の持ち主で、素敵な想像力にあふれていることは間違いないと思う。