自分の心は脳みそでは制御できない。
こんにちは。
完全に風邪気味モードの文月煉です。
僕は、昔から極度にやせていて、
そのせいか、体もあまり強くなく、
年に一、二回は高熱を出して寝込む。
ひょろひょろもやしくん。
体調が悪いときには、いつも心も弱っていて、
感動にしろ、悲しみにしろ、ふだんほとんど泣かない僕が、
高熱のときにはどうでもいい些細なことで泣きじゃくったりする。
あー、体と心はつながっているんだなぁ、と実感するとともに、
自分の心を、自分の思考や理性で完全に制御することなんて、
不可能なんだなぁと思い知る。
僕は、知っての通り理屈っぽくて、小学校の担任の先生からすら、
「屁理屈が欠点です」とか言われていたやつだけど、
それでも、理屈だけで世の中が回っているなんて思ってない。
とくに体や心が弱っているときは、
理屈なんてどこかに行ってしまうものなんだ。
この事実は、論理を愛する僕にはショックなことでもあるけれど、
同時に、救いでもある。
体調や気分によって、言動は変わってしまうものなのだから、
自分や相手の言葉を、すべて額面通りにうけとらなくてもいいんだ。
ひどいことを言われたときには、ちょっと考えてみる。
相手は、どこか体調や、気分が悪かったんじゃないか?
そんな風に考えてみる。
そうするといつだって、訂正したい、という申し出を受け入れられたりもする。
なかなか、自分の心はやっかいなやつだ。
じっくりゆっくり、つき合っていくとするか。