僕が生きていく世界

人と少しだけ違うかもしれない考え方や視点、ぐるぐると考えるのが好きです。 あくまで、僕個人の考え方です。 みんながみんな、違う考えを持っていていい。 いろんなコメントも、お待ちしてますよ。

2018-01-01から1年間の記事一覧

いきもの写真。

たまにはこんな記事も。 最近撮った写真です。いきもの好き好き。

傷つきやすい、君が好き。

最近、心身の具合があまりよくない。もう聞き飽きた「異常気象」で気圧の乱高下も温度の変化もひどいし、そのおかげで僕の体調も乱高下。 周囲の健康そのもの、という感じの同僚たちを見ていると、やっぱり僕はいわゆる「メンヘラ」というやつなんだなぁ、と…

「家族」を排他的なものにしない――非独占愛の先に

世間では、多くの場合「家族」というのは恋、性、愛と不可分に結びつく、と考えられている。恋人をつくらないと、結婚をしないと……「将来孤独だよ」などと言われてしまうのは、「家族」の前提に「恋」(そして性)があるとされているからだ。そして恋と性は…

呪いを解く人になりたい。

現代の日本には(外国に住んだことはないので、比較して、ということではないけど)、「誰かを呪う言葉」があふれていると思う。呪いは、僕たちに「ねばならない」を強制し、今いるところに縛り付ける。 「普通でなければならない」という呪い、「多くの人が…

マイノリティは「あちら側」の人たち?

週末に我が家に恋人が遊びに来ていて、「わたしはポリアモリーです、って宣言したりするの、なんか違う気がするんだよね」という話をしたりした。 僕はかつて「僕はポリアモリー」っていうブログ記事を書いたけど、確かに今になってみると「これって宣言する…

余裕と自信がなくなってる

最近僕はどうやら余裕と自信を失っているみたいだ。客観的に見るとかなり満たされているし、ひどい状況にいるわけではない。なのになぜだか、どーんと構えていられないらしい。 仕事で、地域中の矢面にさらされる立場にいるからかな。ようやく動き出した様々…

大好きなあの人を、なんて呼ぼうか。

「恋人」「付き合っている人」「相方」「パートナー」「愛する人」「好きな人」。 親密な関係を築いている相手を呼ぶ言葉はたくさんある。それぞれのニュアンスは少しずつ違っているけれど、はっきりとした定義があるわけではなくて、境界はあいまいだ。 「…

「責任感」がきらい。

「責任感」という言葉がきらいだ。「もっと責任感をもて」「お前は責任感がない」どれも人を追い詰める言葉だと思う。 そもそも「責任」の有無という極めて重要な問題に対して、「感」ってなんだよ。フィーリングかよ。「感」という言葉には、責任があるかな…

否定しない居場所。

連休の前半、我が家で煉's Barという名のホームパーティーを開催した。ツイッターやネットで知り合った人たちが集まる、いわゆるオフ会。僕の家は長野県で、参加者に長野県民は一人もいないというのに、7人もの参加者が、東京から、千葉から、岐阜から、群馬…

明日は煉's Bar

fuduki-ren.hatenablog.jp こんな記事を書いたのはもう二年も前のことだ。 あれから頻度は減ってしまったし、 長野に拠点を移してから参加者も随分少なくなってしまったけど、 今でも「煉’s Books & Bar」は僕にとってかけがえのないものだ。 面白いのは、と…

退職おめでとう。

春は、出会いと別れの季節だ。僕の職場でも、仲が良かった同僚が退職する。同僚たちで、その人への寄せ書きを書こうと言われて僕は、少し迷ってこう書いた。「退職おめでとう」書いてから、これが僕の偽らざる気持ちだな、と思った。 辞めるということ、続け…

「一人称」の世界

去年、はじめてアドラー心理学について書かれている本を読んだら、自分がこれまで考えてきたことにそっくりだったので驚いた。というわけで、今ここで僕が「僕なりにたどり着いた考え」を書くと、「なーんだ、流行りのアドラー心理学の丸パクりじゃーん」と…

「塵が積もって山となる前にみんな死ぬ」

最近僕がたどり着いた真理のようなもの。 「塵も積もれば山となる」という言葉が、実感として役に立つことってほとんどない。もっと時間の流れがゆっくりだった大昔には役に立ったのかもしれないけど、現代の世の中を生きている感覚としては、「塵が積もって…

非活動的な休日を過ごす意味

予定のない休日に、家から一歩も出ないことが増えた。少し前まで僕は「やりたいことが多すぎて時間が足りないばかりで、ついぞ「暇だ」という感覚を味わったことがない」などと言っていたくらいなのに、ここ数ヶ月の休みの日は「やりたいこと」をやる気にも…

手書き日記をはじめてみた。

SNSにあげるために手書きで書く、ってなんだかずいぶん無駄なことをしているようだけど、キーボードを叩くときとペンを走らせるときでは、思考のテンポが違う気がする。 僕の場合、なぜか手書きの方が早口というか、後から後から文章がわいてくることが多い…

10年後に思いを馳せる。

最近、不安と心配がつきない僕は、しょっちゅう1ヶ月後のことを考えている。ここ1年間の新しい仕事で任されている冊子の締め切りがそこにあるからだ。1ヶ月後、仕事が全然間に合わなくて、この1年間の僕が役立たずだったことが白日の下にさらされてしまうの…

依存気味のTwitterを、ちょっとおやすみ。

これから一週間くらい、Twitterを見る機会を減らそうと思います。話しかけてもらったら反応はするので、DMや電子文通、LINEは大歓迎ですよー!— 文月 煉 (@fuduki_ren) 2018年1月23日 昨日、Twitterでこう宣言して、スマホからTwitterのアプリのショートカッ…

安全圏から他人を断罪するという快楽に抗え

不倫を非難するのはバカバカしいけど、それはともかく、今回の小室哲哉さんの話は不倫でさえなくない?妻が病気で娘のような存在になってきて、支えるためにも他の大人の力を借りたって話、どこらへんが倫理にもとるのか説明してほしい。それを「言い訳」と…

レビュー LOST IN TIME「時計」

10年前に書いたレビューを掘り出してみる。 時計 アーティスト: LOST IN TIME,海北大輔 出版社/メーカー: UK.PROJECT 発売日: 2005/11/02 メディア: CD クリック: 10回 この商品を含むブログ (174件) を見る 何度聴いても新しい感動がある、僕が持っているア…

レビュー 大野更紗『困ってるひと』

本の帯にある、「難病女子による、エンタメ闘病記!」というのがすべてを表している。主人公は難病女子で、闘病記なのにエンタメなのだ。信じられないかもしれないが、これ本当。 著者にして主人公の大野更紗は、1984年生まれ。僕のいっこ下だ。彼女の印象を…

レビュー 牛窪恵『恋愛しない若者たち』

恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚 (ディスカヴァー携書) 作者: 牛窪恵 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2015/09/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 「若者たちが恋愛しない理由は…

仮病とうつ

抑うつで会社を休む日はいつも罪悪感を覚えてしまう。それが「仮病」とどう違うのか、自分自身にうまく説明できないからだ。 小学生のときに見た「ちびまる子ちゃん」のアニメでは、学校に行きたくないまるちゃんが、体温計をこすって温度を上げて、熱がある…