僕が生きていく世界

人と少しだけ違うかもしれない考え方や視点、ぐるぐると考えるのが好きです。 あくまで、僕個人の考え方です。 みんながみんな、違う考えを持っていていい。 いろんなコメントも、お待ちしてますよ。

代々木ラフレシアンナイト!

今日はLive labo代々木でNANAIROのライヴを見に行った。
一番よく行っているライヴハウスであり、初めて行ったライヴハウスでもあるここは、僕の一番のお気に入りだ。
あんまり偉そうなことは言えないけど、他にいくつか行ったライヴハウスよりもlaboの方が音響がいい気がする。
それに、新しく大好きなバンドに出会うのはなぜかいつもlaboだなぁ。
NANAIROもSHINAPSもFucTrackもBigBirdも、初めて聴いたのは全部laboだった。

そして今日も、素晴らしいバンドに出会ってきました。
トビウオジャック」。
ヴォーカルが女性、ギター、ベース、ドラムが男性、という編成。
その歌声を、演奏を、なんと表現すればいいのだろう。
“鬼気迫る”とさえ表現できそうな、魂の底から叫ぶように歌い上げる声。
紡がれる「言葉」は、この上もなくまっすぐで、それゆえに、ひどく痛い。
仮にも言葉を紡ぐものとして、考えさせられてしまった。
憎しみや争いや死や飢えや、僕が目を背けてきた世界の醜い部分に、真っ向から立ち向かう。
もちろん、一人の人間にできることなど多くはない。
そして彼女は、気休めの言葉などは口にしない。
ただ自分の無力を痛感しながら、ひたすらに歌う。
だからこそ、その歌声は叫びであり、鬼気迫るほどに悲痛で、聴くものの胸を痛くさせるのだ。
トビウオジャックの歌を聴いて、本当に自然に、僕の頬を涙が伝った。
僕は何かに感動して涙を流したことなんてほとんどなくて、自分でも驚いてしまった。


NANAIROは今回もトリだった。
すごく素敵なアーティストの中で立派にトリをつとめあげる存在感を、NANAIROは持っているんだなぁと改めて感じる。
やっぱりlaboで聴くNANAIROの歌は格別で、至福の時を過ごさせてもらった。
セットリストは以下のとおり。

1.カラーマッチング
2.floater
3.毒りんご
4.クラックロニクル
5.ドッペルゲンゲル

新曲floaterは、二度目に聴くと一層かっこよく感じた。
疾走感とNANAIROのヴォーカル二人の歌声が、すごく綺麗に溶け合う。
聴いていてすごく「気持ちいい」曲。

そして、個人的にクラックロニクル→ドッペルゲンゲルの流れが鳥肌もの。
クラックロニクルの静かで内省的な雰囲気に飲み込まれ、
自分の中に凝り固まっていた何かがゆっくりと解けていくところに、
心を波立たせるドッペルゲンゲルのメロディ。
心の奥がむき出しになり、意識は曲の生み出す世界に沈みこんでいく。

なんだかNANAIROの曲は、自分が生きていることを再認識させてくれる。
自分が自分としてここにいていいんだよ、って言ってくれている気がする。
だから僕は、彼女たちの曲を、求めてしまうのかもしれない。
今日も素敵な時間を、ありがとう。