僕が生きていく世界

人と少しだけ違うかもしれない考え方や視点、ぐるぐると考えるのが好きです。 あくまで、僕個人の考え方です。 みんながみんな、違う考えを持っていていい。 いろんなコメントも、お待ちしてますよ。

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「光」の上演許可依頼

今日、僕の書いた脚本「光」の三度目の上演許可依頼をもらった。 鳥取の高校の演劇部だそうだ。 やはり、僕の脚本は高校生向きらしい(笑)。 まったく知らない誰かが、僕の脚本を読んで演じてみたいと思ってくれたのだ。 本当に嬉しいなぁ。

日日日(あきら)『うそつき―嘘をつくたびに眺めたくなる月』(新風舎文庫)

おすすめ度:☆☆★★★(2/5) その筋では超有名な、日日日(あきら)氏の作品。 高校生にしてデビュー時に5つの賞を同時受賞した、とんでもない作家だ。 そんな彼がいったいどんな作品を書くのか、非常に楽しみにしていたのだが……。 意外と普通だった。 ちょっ…

フレンチプレスコーヒー

今日、フレンチプレスコーヒーなるものを初体験した。 450円と、それなりにいい値段ではあったが、それだけの価値は十分にあった。 コーヒーの苦味とか酸味とか、そういうそれぞれの味が、 どれも尖ることなく角を無くして丸くまろやかに混じり合っており、…

世界を見る視点

今日まで3日間、劇団の仲間たちと合宿に行ってきた。 目的だった通し練習も、たどたどしくではあるがなんとか行なうことができて、 そういう意味でも実りの多い合宿だったが、 なんといっても夜中の飲み会でお互いの考え方を相当深く語り合うことが出来たこ…

風邪でダウンしてました。

しかも、胃にくる風邪だったので、 食べるもの全てを戻してしまい、とても辛かった……。 というわけで、小説を書いている余裕がなかったので、 エクエス=デイの更新が滞っています。 本を読むのだけはたくさん出来たので、ひたすらに不定記に読書記録を更新…

舞城王太郎『世界は密室で出来ている』(講談社ノベルス)

おすすめ度:☆☆☆★★(3/5) 「舞城王太郎」に二度目のチャレンジ。 前の作品(『九十九十九』)は、あまりにエロとグロに満ちた文章に不快になり、 最後まで読むことが出来なかったのだが、 この作品は「新青春エンタ」と名づけているだけあってさわやかな感…

沖方丁『微睡みのセフィロト』(徳間デュアル文庫)

おすすめ度:☆☆☆★★(3/5) 著者曰く、「SFハードボイルド」。 超次元的な力を持つ感応者(フォース)と、普通の感覚しか持たない感覚者(サード)に区別された近未来が舞台。 この「超次元的な力」というのがキーワードで、簡単に言えば超能力と言うべきこの…

壁井ユカコ『キーリ 死者たちは荒野に眠る』(電撃文庫)

おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) これは面白い! 静かで淡々とした語り口、 素直じゃないが優しい心に満ちた登場人物たち、 異世界ながらリアリティを持った世界観、 単純ではあるものの心理描写を丁寧に描くのに適したストーリー。 それら全てが、独特で繊細な雰…

伊坂幸太郎『ラッシュライフ』(新潮文庫)

おすすめ度:☆☆☆☆☆(5/5) これは面白い! 文句なしに面白い。 「五つの物語が“一枚の壮大な騙し絵”として収斂する」という触れ込みだが、 まさにその通り、五つの物語が非常に鮮やかな手法で一つに繋がっている。 ラストの方は、本当に引き込まれるままに…

一乃勢まや『ISON―イソン―』(富士見ファンタジア文庫)

おすすめ度:☆☆★★★(2/5) 第15回ファンタジア大賞佳作。 遺伝子改造で人間離れした能力を持つ主人公トーヤと、幼馴染のティファが、 賞金首を捕まえる掃除屋(スイーパー)をしている、という設定は かなりありきたりなもので目新しい要素はほとんどな…

志村一矢『月と貴女に花束を』(電撃文庫)

おすすめ度:☆☆☆★★(3/5) 第5回電撃ゲーム小説大賞選考委員特別賞受賞作品。 タイトルと表紙のイラストで気付くべきだったんだろうけど…… すっごいベタなラブコメだった! そりゃあもう、第一章のタイトルが「目覚めれば新婚さん」なくらいベタ。 ただラ…

世界設定の説明

短編や、現代社会を舞台にした作品ならともかく、ファンタジーやSFを書くときには、世界設定を適宜読者に説明する必要がある。その世界における魔法使いとはどんな立場かとか、主人公のいる国と隣の国が対立しているとか。僕の作品、「エクエス=デイ」で…